chapter-04
障害のある人が地域で暮らすために

ピープルファースト奈良

活動紹介

障害のある子どもたちの外出について、母親が中心となっている団体は数多く存在します。しかし、父親が中心となって子どもの外出を支援している団体が三郷町にあります。

連絡先

代表者:紀伊埜本勲 TEL:0745-42-2920(事務局)
E-mail:people@maia.eonet.ne.jp

「ピープルファースト奈良」結成の経緯について聞かせてもらえますか。

最初は「キティちゃん会」というグループ名でレクリエーション中心の活動をしていました。みんなボーリングに行ったり、カラオケに行ったり・・・遊びや交流が中心でした。しかし、自分や仲間たちの生活のことをしっかり考えていこうということになり、「ピープルファースト奈良」を結成しました。

ピープルファーストとは「障害者である前に人間だ」ということです。「ピープルファースト奈良」になってからは自分たちの生活のことを考え、福祉サービスや制度、人権侵害のことを勉強しています。また、施設で入所している人が地域で暮らせる手がかりをつくっていければと思っています。おかしいと思うことは国会や県庁にいって訴えたり、みんなの意見を書いたチラシを駅前で配ったりしています。一人だったら勇気が出ないけど、みんなと一緒に行動することで勇気を持つことができました。

みなさんはどのような生活を送っているのですか?

授産施設に通いパンの販売や外回りの仕事をしています。実家に暮らしていて、休みの日にはピープルファーストの会議に出たり、CDを聞いたりして過ごしています。将来はホームヘルパーの仕事をして、大阪でひとり暮らしをしたいと思っています!

去年結婚して、5ヵ月になる子どもがいます。実家で暮らしていて、子育て中心の生活を送っています。

どのように支援してほしいと思います?

私たちの想いを受けとめてほしいと思います。できることは自分でやりたいし、わからないことは支援してほしいと思います。

今後のピープルファースト奈良の活動についてどのように考えていますか?

障害のある仲間が安心してまちに暮らせるようにするために、がんばっていきたいです。

障害のある人のことをもっと分かってほしいと思います。みんな「困っている」って言うけど、じゃあ実際に、地域で自分たちが何をしたらいいのかを話し合い、自分たちの意見をみんなに伝えていきたいと思っています。

ピープルファーストジャパンは、以下の目的を実現させるために、活動しています。

(ピープルファーストジャパン会則 第2条より)

1,「わたしたちは、しょがいしゃである前に、人間である」という考えを最も大切にして、
  困難を抱えていても地域で当たり前に暮らせる社会をつくるために活動します。

・入所施設をなくす

・自立生活をするための地域のサービスを増やす

・差別、虐待をなくす

・ピープルファーストを広めること・その他必要と思われるときは、その時々に話し合いによってきめる

詳しくはピープルファーストジャパンホームページ(http://www.pf-japan.jp/blog/)をご覧下さい!