障害のある子どもたちの外出について、母親が中心となっている団体は数多く存在します。しかし、父親が中心となって子どもの外出を支援している団体が三郷町にあります。
代表者:藤原祐二 TEL:0745-32-6191
社会福祉協議会の事業であった「日曜学級」が野外活動を中心としたため、それなら父親も応援しようということで、「父親の会」(日曜学級)がスタートしました。(その後、三郷町手をつなぐ親の会の傘下団体となった)「父親の会」ですが、お母さんが来られても、親やお子さんだけの参加でもいいですよという感じで活動をしています。子供たちは野外活動の方が楽しめるんじゃないかということで、ハイキングから始め、旅行に行ったり、日帰り温泉に行ったり、一杯飲んだり・・・と21年間続いています。当初、お酒を飲むことに関してかなり意見が出ましたが・・・。そのことにこだわるのではなく、父親どうしが集まることが大切じゃないかと思っています。
何歳検診か忘れましたが、片言の数字とアルファベットを話していたんです。教えもしなかったので、天才だと思っていました。保育園に行ったとき、集団に馴染めなかったので、児童相談所に行くことを勧められました。男の子は喋るのがおそいやろうと思っていたし、当時のお医者さんもそんな考えでしたね。
母親を支えていく役割を意識したことはありませんね。障害があると聞かされたときは仕方がないと思いました。姉の子が先に生まれていたので、何か違うと言われていましたし、集団には入れて初めて分かりました。だから早いこと受け入れて、それに合わせないと仕方がないと思っていました。
活動の中でお子さんの変化はありませんか?
小さいころは電車に乗っても、知らない場所に来ても走り回っていましたが、今では、待つようになりました。それと、切符を買うときも上手、下手は関係なく、自分で買うようになりました。何度か外出を重ねていくと、どこに行ければ何をしなければならないということが分かるようになりましたね。それはお互いの信頼と子どもたちの自信につながったんじゃないかと思います。結局、体験が大事だと思います。我が子はできないと考えるのではなく、外に出かけることが一番大事だと思います。外に出かけたらそれだけの価値があります。ただし、その経験がすぐに現れるか、4、5年たって現れるかは分かりませんが・・・。
今では「今度はどこどこの温泉に行こう!」といつも言います。これにカラオケがついていたら最高みたいです。
我が子にかぎって言えば、この子が家にいてくれたおかげで、家の中が明るく、まとまったのは事実です。親はいろいろな苦労があると思いますが・・・・
それと、幼いときはお母さんがあまり抱え込まないようにしてあげることが大切だと思います。中学校になれば父親の出番ですね。休みの日は母親の手を休ませるという意味でも父親の出番だと思いますね。